薄毛対策としてローションなど頭皮ケアをする商品をお使いの方も多いと思います。
頭皮ケアには「育毛剤」と「発毛剤」がありますが、それぞれの働きや効果にはどんな違いがあるのでしょうか。
育毛剤と発毛剤の違い
育毛剤と発毛剤の働きについてご説明します。
育毛剤とは
育毛剤とは、今生えている髪が脱毛するのを予防し、髪の成長を促し健康を保つことを目的とした頭皮ケアです。
頭皮によい栄養成分や、皮脂やフケなどを抑える有効成分が配合されています。
「養毛剤」と呼ばれる頭皮ケア商品に比べて有効成分が多いため、医薬品や医薬部外品の指定を受けている商品も多く効果もそのぶん期待できます。
育毛剤を使用することで、頭皮の新陳代謝や血行の促進、毛乳頭へ栄養を与える、毛根によくない雑菌の繁殖を抑えて炎症を防ぐ、頭皮の保湿などの効果があります。
男性用の育毛剤に比べ、女性用の育毛剤は、頭皮への刺激がマイルドな処方が多く、有効成分の濃度が低めな場合が多いです。
発毛剤とは
発毛剤とは、すでに脱毛してしまった髪を新たに発毛させるための頭皮ケアです。
毛母細胞を活性化し細胞分裂を促す有効成分が配合されています。
医薬品として指定を受けているものも多く、クリニックで処方されるものと、薬局で購入できる一般薬があります。